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介護職員初任者研修ってどんな資格?

介護職員初任者研修ってどんな資格?

介護職員初任者研修とは、これから介護の仕事を始める人に、最初に取ってほしい資格です。数ある介護資格の中で最も取得しやすく、介護職員としてのキャリアアップのスタートラインとなるのがこの介護職員初任者研修となります。また、介護職員として働く人でなくても高齢化社会が進むなか、役に立つ内容がたくさん盛り込まれている研修でもあります。
介護職員初任者研修の資格内容・メリット・受講資格・合格難易度・取得後の就職転職のコツ・おすすめのスクールなどをご紹介します。

 

介護職員初任者研修はこんな資格!

介護の仕事は大きく分けて、掃除や洗濯・料理など利用者さんの体に触れずに援助をする「生活援助」と、利用者さんの身体に触れて食事・入浴・排せつなどの日常生活を支援する「身体介護」の2種類があります。これは、利用者さんのご自宅に訪問して行う訪問介護でも、老人ホームなどの施設介護でも同様です。
このうち、訪問介護で利用者さんの身体に触れる「身体介護」をするには、介護の資格を保有している必要があります。
介護の資格は、比較的短期間でとれる簡単なものから、難易度の高い国家資格までさまざま。その中で、この介護職員初任者研修は「介護のスタート資格」と呼ばれています。3カ月~半年程度で取得が可能で、内容も介護職員として働く上で必要となる、最低限の知識・技術を学ぶものとなっています。
以前はホームヘルパー2級という資格がありましたが、平成25年に制度変更があり、今ではこの介護職員初任者研修が介護職員としての入門的な資格となりました。
ヘルパー2級資格のときは、講座の受講と施設への実習のみで試験はありませんでしたが、介護職員初任者研修は全課程終了後に試験があります。緊張してしまうかもしれませんが、この試験は振り落とすためではなく、全課程を振り返る確認のためにあるものです。真剣に講座を受講し、復習を欠かさないことで不安なく試験を受けられるでしょう。

 

「介護職員初任者研修」を受講することで得られるメリットは?

①自信を持って介護の現場で働ける

転職をして、新しい職場で働くというだけでも不安なものです。今まで働いていた業界と全く違う業界への転職であればなおさら不安なことも多いはず。
介護職員初任者研修を受講し、試験に合格すれば、介護の資格保有者となります。
この研修では、基本的な介護職としての考え方や技術、人間の体のしくみ、老齢化したときの身体的な変化、基礎的な医療知識なども学びます。これらを知ることで、ケガや病気が起こったときの対処だけでなく、予防などに役立てることができます。
こういった知識を備えることで、より不安が少ない状態で介護の仕事につくことができるでしょう。
全く違う業界から介護職を目指される方にはぜひ受講してほしい研修です。

 

②資格手当がつき、給料がアップする

介護職員初任者研修を取得すれば、仕事の幅が広がります。
仕事の幅が広がることで給料が無資格の場合より相対的に高くなりますし、働く場所によっては資格手当がつくこともあります。
介護の資格によっては、大学や福祉系の専門学校に通っていることや、介護職としての実務経験が受験資格となっている資格もあります。しかしこの資格は未経験でも取得できますし、学歴も年齢も問いません。
なにより通信講座や夜間開校講座、休日開校の講座など、さまざまな種類があるので、仕事をしながら、また主婦でも取得しやすい資格です。無資格の方には、ぜひ取得をおすすめします。

 

③キャリアアップのスタートライン資格

介護系の資格を取得すると、キャリアアップの可能性も広がります。
「介護職員初任者研修」は介護職員のスタート地点となる資格です。この後、「実務者研修」を経て、介護職として実務経験を3年積んだ後には、国家資格である「介護福祉士」の受験資格を得ることができます。
「介護福祉士」を取得することで、「サービス提供責任者」や「介護支援専門員」など、様々な道が見えてきます。
現場のリーダーや管理者へのキャリアアップの第一歩として、「介護職員初任者研修」はおすすめです。

 

④就職に有利

日本は現在、少子高齢者化の一途をたどっています。2025年には団塊の世代が75歳以上に達するため、国民の3人に1人が65歳以上、5人に1人が75歳以上という超高齢社会を迎えるといわれています。
それにともない、2025年には230~250万人もの介護職員が必要になると言われていますが、人材が圧倒的に不足しているというのが現状です。
しかし、それは裏を返せば介護職員は引く手あまたということです。特に介護系の資格保有者は就職・転職には困らないとも言えます。さらに、社会が不況下にあったとしても介護施設で働く介護職員の仕事はなくなることはありません。
実際に介護の仕事の経験がなくても、資格があれば人事担当者は少なからず「介護職員として働く意欲があるんだな」と感じるため、就職・転職をより有利に進められるでしょう。
少しでも就職・転職を有利に進めたいという人は、まず足掛かりとして介護職員初任者研修を受講しましょう。

 

介護職員として働かなくても役に立つ?

介護職員初任者研修は介護職員としてのスタート資格です。
いわゆる介護職として働くための知識・技術はもちろんですが、人間のからだのしくみや老化にともなう体の変化、高齢者を支援する際に大切な考え方なども学ぶことができます。
実際、高齢者への対応を学ぶために百貨店やスーパー、飲食店、ホテルなどの従業員が介護職員初任者研修を受講するケースもあるそうです。
また、介護保険制度や介護施設の種別など、調べてもなかなか理解するのが難しいことを介護のプロである講師が教えてくれるので、将来両親が要介護になったらどうしたらいいんだろう?実際介護をすることになったけど、何が必要になるの?知っておくべきことはある?そんな疑問の解消にも役立ちます。
介護職員初任者研修は、仕事や生活の中で高齢者に関わる人にはぜひ学んでほしいことがたくさん盛り込まれている講座です。

 

介護職員初任者研修を受講するにあたって気になることを解説!

受講資格は?

受講資格は特にありません。
年齢、性別、学歴、国籍等問わず受講することができます。
しかし、テキストや試験問題は日本語で書かれており、自宅学習のレポートなども日本語での提出が求められるため、日本語を理解していることは必要となります。

 

研修の内容は?

介護職員初任者研修のカリキュラムはこのようになっています。
介護職員初任者研修のカリキュラムはこのようになっています。
これは、自宅学習(レポート課題など)と通学での学習を合計した時間数です。そして、これらのカリキュラムを修了した後に1時間程度の筆記試験があります。研修を実施しているスクールによって、カリキュラムのプラン・時間割はさまざま用意されています。土日に通うもの、夜間に通うもの、通信教育が多めのものなど、自分に合うものを選ぶことができます。

 

試験があるの?合格難易度は?

介護職員初任者研修は、全課程修了後に試験があり、これに合格して初めて「介護職員初任者研修修了」を名乗ることができます。
試験というととても難しそうに感じるかもしれませんが、この試験は振り落とすためのものではありません。どちらかといえば全課程を振り返る確認のためにあるものです。
試験内容も記述式ではなく選択式が多いようです。合格点のボーダーラインは7割程度のスクールが多く、たとえ試験で合格点に満たなくても追試を実施してくれるスクールもあります。
真剣に講座を受講し、復習を欠かさないことで不安なく試験を受けられるでしょう。

 

受講料は?

介護職員初任者研修は、全課程修了後に試験があり、これに合格して初めて「介護職員初任者研修修了」を名乗ることができます。
試験というととても難しそうに感じるかもしれませんが、この試験は振り落とすためのものではありません。どちらかといえば全課程を振り返る確認のためにあるものです。
試験内容も記述式ではなく選択式が多いようです。合格点のボーダーラインは7割程度のスクールが多く、たとえ試験で合格点に満たなくても追試を実施してくれるスクールもあります。
真剣に講座を受講し、復習を欠かさないことで不安なく試験を受けられるでしょう。

 

おすすめの「介護職員初任者研修」スクール

介護職員初任者研修を受講できるスクールはたくさんありますが、なかでもおすすめなのが中日新聞グループが開講している介護職員初任者研修講座。
中日新聞グループの介護職員初任者研修講座
毎週土曜日に開講しているため働きながらでも受講がしやすく、受講料もテキスト代、消費税込みで49,500円と格安です。
しかも、職業紹介サービス「中日キャリアサービス」との提携もあり、「中日キャリアサービス」を利用して就職・転職すると受講料が全額キャッシュバックされる制度もあります。
現役で介護施設に勤めている講師もおり、介護現場のリアルな体験を交えた授業が魅力です。
講座の案内はWEBサイトで行いますので、受講希望の方や資料を取り寄せたい方はこまめにサイトをチェックしてみてください!

 

取得後の就職・転職のコツ

介護職員初任者研修の試験合格後は、晴れて有資格者として、介護業界で働くことができます。無資格者に比べ勤務先の候補も広がるので、自分の希望条件に合うところを複数の職場の中から選ぶことができるでしょう。
介護職員として就職・転職をする上で最も大切になってくるのは自分と合う施設を探せるかどうかです。
給料や場所などの勤務条件ももちろんですが、「施設の雰囲気が自分に合うかが大切」という意見もよく目にします。
しかし、施設の雰囲気ほど判断が難しいものはありません。人によって感じ方は違いますし、実際入職してみないことには実際の雰囲気はわかりづらいものです。
では、施設の雰囲気が自分に合っているかを見極めるにはどうしたらいいのでしょう?
答えは簡単、知っている人に聞けばいいのです。

 
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